私の推しは今日も尊いです。(じゃぱぱ)

彼！？6-1 ページ16

「あー、ついちゃった。」


友「ほいほい、チャイムおすで。」


ピンポーン

会いたくは、なかった。
もう、あんな事思い出したく
なかったのに、


？「はーい。」


友「やほ！」


？「お、友やん。」


友「友とAも来ております。」


「どうも、お久しぶりです。」


？「あ、久しぶりです。」


友「じゃ、私は、これで、」


「いや、私も帰りたいんだよ。」


友「あんたは、紗英(さえ)くんと
　 いい感じにならないと！
　 将来のひ・とでしょ。」


「あ゛ー。もう、友嫌い。」


友「じゃね！」


「・・・。」


さ「中入る？」


「うん。」

友の言った通り私は、
結婚する相手が親に決められていた。


さ「そういえば、引っ越ししたってね。
　 そこ座っていいよ。」


「ありがとう。」


さ「シェアハウスでしょ？
　 いい人達だった？」


「うん。すぐ仲良くなれそうだったよ。」


さ「そっか。」


「・・・。」


沈黙嫌いなんですけども？
あれ、もうこれ帰っていいんですか？
早く推しに会いたいよ？？

さ「いつ、籍(せき)入れる予定？」


「気分。」


さ「俺の親、めっちゃ楽しみにしてるから
　 早めに入れてね。」


「うん。」


ま？入れる予定ありませんので、
私、推し一筋なんですけども？
親に論破してもよろしくて？


「じゃ、そうゆうことで、
　帰るね？」


さ「そうだな。気を付けろよ。」


あ、送ってもらえないのね。
わかった。推しのほうが優しいかな。

「じゃあね。」


さ「あぁ。」


あー、みんなに説明することが
めんどくさい。正直に話すか。


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