55話 ページ10
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シルクとマサイを自宅まで送って、イクと二人、俺んちに帰ってきた。
やっぱ我が家だー、なんて言いながら家に上がった。
イク：お邪魔しまーす
と、いいながら、俺の後からリビングに入ってきたイクに、
ふと気になっていたことをぶつける。
モトキ：ねぇ、いつまでそれなのー。もう一緒に住んでるわけなんだから、ただいま、おかえりでいいんだよ。
そしたら、イクは少し俯いて小さな声で、慣れない……と、困ったような顔をしながらいった。
モトキ：イクはお固いよねー。ンダホとかマサイたちの家でも言わないし。っていうかシルクの家の時は、言ってるよね？
え、でも最近言ってない ......？と目線を合わせると、イクは一瞬悲しい顔をした。
その顔からするに別れてたんだ。全然知らなかった。
イク：うん、そ。
モトキ：そうなんだ、なんかごめんね。 ......てか、それ、ここの家に住むようになってから？
それだったら間接的に俺が悪いよな…………。
と思ってると、今度はイクが俺の顔から何か察したんだね、
イク：それがトリガーかはわからないから、気にしないで。見ての通り、不仲ではないから。
って、フォローするように言ってくれた。
モトキ：まぁそうなんだけど。でも、全然気づかなかったし ......2人とも器用だね。
と、二人のポーカーフェイスぶりと、距離感の取り方のうまさに感嘆の言葉をこぼした。
イク：そう言うならそうかもしれないね。
俺の言葉に、イクはまた沈んだ声でいった。
あ、ヤバイ、俺、また地雷を踏んだか……
何か、今、俺、発言するたびイクを爆撃しちゃう気がするな……
モトキ: ......いや、そうじゃないよね。
言葉に気をつけながら、無難な言葉で、遅いフォローをした。
別れた時期が気になっちゃうのしょうがないよね……
うーん、ここ数年、大きく何か変わったことがあるとしたら、
俺の引越しを境にイクが、動画に演者として出るようになったことかな。
今までマサイ以上に裏方に徹してたイクが、表に出ることは、さっきの顔出しと同じくらいの変革だった。
シルクもどちらかといえば、反対派だったから、快諾したことに、俺らは驚いたっけ。
それが別れた後の話だったのか、別れる前の助長だったのかもわからないけど、
違和感を持つとしたら、俺はこの出来事かな。
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suga(プロフ) - ☆SIRO★さん、拝見していただき誠に恐縮です。フラグの件、理解が及ばずにチェックをしていませんでした。ご指摘本当にありがとうございます。助かりました。 (2019年12月11日 11時) (
レス) id: 5f12be8acb (このIDを非表示/違反報告)
☆SIRO★(プロフ) - コメント失礼します。この作品とっても素晴らしいですね。これからも作者様のペースで更新頑張ってくださいませ♪ただ、オリジナルフラグは外した方が宜しいですよ。 (2019年12月10日 15時) (レス) id: c894bfb1ec (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年12月9日 10時
