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64話 ページ19

 
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シルク: ...... ......え、いやそれは勘違いしてた ......え、なんだ ......お前、そんな、え、マジで?............てか、名前お前今結構言ったぞ

 
 



おい、あからさまに動揺してんのがだだ洩れてんなww





それを隠すように、イクの墓穴を指摘したけど、俺の内心は混乱に満ち満ちている。




よく感情の収拾がついてないうちに指摘出来たな、俺ww
イクにとっては、はた迷惑かもしんないが、話題転換するためだ、情けなしで執行する。




はっ……っとした顔をして、イクはダッシュボードから封筒を取り出し、そこから二万円をだして、俺に渡す。




そんなイクを見て、


お前は今本当に、誰も想っていねえのか、とか
なんでそんなところに現金を置いてるのか、とか
俺に渡しても、何にも入れるものがねえよ、とか



言いたいことも、確認したいことも、尽きないくらいあったけど




ひとまず、まとめていえることは
イクがモトキのことを、俺やマサイのような目で見てなくてよかったってことか。





明るくなりつつある水平線に目を移して、もうすぐ日が昇るな、といい、イクを見る。




イク:えっ!?




イクは勢いよく車の時計を確認して、やばいじゃん!!と、靴を探す。



そんな慌てふためくイクを置いて、先に海へ向かった。






冷えた空気に吐かれる、自分の白い息をみて、




波の緩やかな遠音が響く砂浜に、ただ二人しかいないんだなぁと、思う。






普段はきっと深い眠りについてる時刻だ。






起きたら、編集をして、打ち合わせをして、動画を撮って、また編集をして……。






いつもの忙しの中にある幸せな日常とは、真っ向する、時間に囚われないこの非日常。



いや、たとえ非日常としても時間には囚われてるかww



日の出で一つで、わーわー言ってんだからww






―――

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suga(プロフ) - ☆SIRO★さん、拝見していただき誠に恐縮です。フラグの件、理解が及ばずにチェックをしていませんでした。ご指摘本当にありがとうございます。助かりました。 (2019年12月11日 11時) (レス) id: 5f12be8acb (このIDを非表示/違反報告)
☆SIRO★(プロフ) - コメント失礼します。この作品とっても素晴らしいですね。これからも作者様のペースで更新頑張ってくださいませ♪ただ、オリジナルフラグは外した方が宜しいですよ。 (2019年12月10日 15時) (レス) id: c894bfb1ec (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年12月9日 10時

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