57話 ページ12
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prrrrrrrrrrrrr prrrrrrrrrrrr prrrrrrrrrrrrr
なんか、耳元で着信音が聞こえる……
遠くに行きかけてた意識が戻ってくる。
渋々上体を半回転させて、机上の携帯を手に取る。
覚醒しきれない頭で誰からの着信か、表示をみると「諒」と表示されてた。
あ、これ、イクの携帯か。
と、再び瞼を閉じようとしたとき、浴室から、大きな音が聞こえる。
浴槽の蓋を落としたような大きな音。
電話に早く出ようと焦ってんだろうなwwww
バタンツ バタンツ ガラガラガラ
と、忙しない音が絶え間なく、聞こえる。
生活騒音で訴えられても、いくら可愛いイクだとしても、フォローできる自信がないよ、俺wwww
完全に眠気が飛んで、上体を起こしたとき、
ドタバタしながら、全力疾走で浴室から飛び出してきたwww
家の中で全力疾走やめいwwww
ツボが浅くなってるから、もう、なんにでも笑っちゃうwww
モトキ:イク、シルクから電話来てるよ
と、携帯を渡し、イクがありがとうといいながら、画面を確認する。
イク:折り返してくるね。
といって、隣の部屋に行った。
扉の開く音が聞こえ、少ししてから、話し声が聞こえてきた。
シルク、こんな時間に何のようなんだろう。
別に車の中には忘れ物なかったし、イクに個別に用があるのかな?
ん、個別の用ってなんだ。
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suga(プロフ) - ☆SIRO★さん、拝見していただき誠に恐縮です。フラグの件、理解が及ばずにチェックをしていませんでした。ご指摘本当にありがとうございます。助かりました。 (2019年12月11日 11時) (レス) id: 5f12be8acb (このIDを非表示/違反報告)
☆SIRO★(プロフ) - コメント失礼します。この作品とっても素晴らしいですね。これからも作者様のペースで更新頑張ってくださいませ♪ただ、オリジナルフラグは外した方が宜しいですよ。 (2019年12月10日 15時) (レス) id: c894bfb1ec (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年12月9日 10時