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貴方「んー……」
机に突っ伏すように
スマホをいじりながら顕嵐を待つ。
HRが長引いてるみたいで…
一人教室にポツーン。
貴方「ガトーショコラか……」
どうせなら張り切ってもっと凄いもの作っちゃおうかな！！
……いや、料理とかできないからダメだ
素人が作れそうな簡単なお菓子のレシピ検索中〜。
貴方「なんかないかなぁ…」
ボソッと呟くと
手に持っていた携帯が奪われた。
驚いて起き上がると
顕嵐がいて。
顕嵐「帰るぞ」
貴方「うん」
そう言って先に教室を出て行った。
私もカバンを持って顕嵐の後を追いかけようと教室を出た時…
女子「顕嵐くんって甘いもの好き？」
女子「ケーキかクッキーどっちがいい？」
顕嵐に群がる4、5人の女の子たち。
顕嵐「なんで？」
女子「バレンタイン、私たちが作ったの食べて欲しいなぁって」
女子「何がいい？(笑)」
女子「…あ。」
女の子の1人が私に気づきやばい、という顔をして他の子の肩を叩いて私を見た。
残りの子たちも同じようにやばい、というような顔して
女子「ま、またね！」
女子「顕嵐くんLINEするね！」
女子「バイバイ！」
バタバタ、と走って行った。
その女の子たちの後ろ姿を目で追う顕嵐。
貴方「……あの子達だれ？」
顕嵐「同じクラスの奴ら」
貴方「……ふーん」
顕嵐「わかりやすいな、お前(笑)」
嫉妬すんなよ、って鼻で笑われた。
しますよ！
しちゃ悪いですか！
顕嵐「怒ってんの？」
貴方「LINEしてるんだ」
顕嵐「してねーよ」
あぁ、うざいと思われてるのかな。
重いなこいつ、とか
本当に可愛くないなぁ、自分。
顕嵐「まぁ、絶対してないとは言えないけど」
貴方「……浮気？」
顕嵐「別れる？」
貴方「……別れない」
行くぞ、って差し出された手。
ここでその手を握ったら
負けだ。耐えろ私。
我慢だ我慢！自分に唱えるように抑えてると
顕嵐が私の元まで歩いてきて
私の手を握った。
引っ張られるように歩かされた
顕嵐「なかなか強気だな」
貴方「……重い彼女は嫌？」
顕嵐「嫌いじゃないかも」
むしろ好き、って。
小さくボソッと呟いた顕嵐。
あぁ、
だめだ、
そういう不意打ちが落とし穴なんだ
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りんりん(プロフ) - この作品大好きでずっと見てます！よろしければ4のパスワードぜひ教えてください！ (2016年8月10日 1時) (
レス) id: f09dc107f5 (このIDを非表示/違反報告)
?? ? なかあや ◎ ?? .。(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！4のパスワード是非教えてください！ (2016年8月7日 0時) (レス) id: 6b804bd68c (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - いつも見てます！パスワードぜひ教えてください！ (2016年8月5日 16時) (レス) id: 0621615717 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - ログインしたんですが見れなくてめっちゃ楽しみにしてるのでパスワード教えていただきたいです！ (2016年8月4日 4時) (レス) id: 3fdc4e4575 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうちゃん(プロフ) - パスワード教えてください！ (2016年8月3日 12時) (レス) id: 8e18b42107 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*パセリ系女子*
| 作成日時：2015年12月31日 1時
