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. Aran
放課後の第二体育館。
倉庫からバスケットボールが入ったカゴを出して神宮寺と遊んでいた。
勇太「今年の新一年可愛い子多いんだけど」
顕嵐「岩橋に怒られんぞ」
交互にボールをゴールに入れるだけ。
Aが進路について先生に呼ばれた暇つぶしで神宮寺を誘った。
部活の途中だった神宮寺は部活着のまま。
勇太「高橋凛って奴見に行かない？」
顕嵐「は？」
勇太「本当は気になってるでしょ」
ニヤニヤしながらそう言うから
なにも答えずボールを投げた。
入る。と思えばガコン、とゴールを外した
顕嵐「行かねーよ」
勇太「顕嵐くん素直じゃないなぁ(笑)」
顕嵐「うっせ」
勇太「顕嵐らしいけど」
でも行くよ、って勝手にボールを片付け始めて俺がやだって言っても聞こえないふり
めんどくさ、なんて思ってると腕を引かれ第二体育館を出た。
4月だからポカポカしてる外。
少し風が冷たいけどそこまで寒くはなかった。
勇太「陸上部だっけ。」
すいませーん、と陸上部のマネージャーらしき女の子に声をかけた神宮寺。
その女の子は神宮寺を見るなり顔を赤くして照れてるようにも見えてた。
勇太「まだ来てないって」
顕嵐「待つの？」
勇太「見たいじゃん」
顕嵐「A待ってんだけど」
勇太「そんなすぐ終わんないから(笑)」
顕嵐「はぁ…」
仕方なく高橋凛って奴を待つことに。
階段のところに座り
他愛もない話したりぼーっとしたりしてたら
男子「凛！またな！」
「じゃね」
後ろで聞こえた声。
振り返るとジャージ姿の一年がいて
俺らの横を通りグラウンドに降りていった。
背中には
” Rin ”と書いてあった。
勇太「あいつじゃん」
顕嵐「っぽいな」
顔はよく見えなかった。
ただ背が高いことは分かる。
女子「あ、凛くん」
凛「あのさ。俺ら別れよ」
女子「えっ……？」
思わず神宮寺と顔を見合わせた。
女子「待って、いきなり？なんで？」
凛「好きな人ができた」
女子「……やだ！」
凛「ごめんね」
そう一言置いて部室に向かっていくあいつ
神宮寺はポカーン、と口を開けて
放心状態。
勇太「何あいつ」
顕嵐「さぁ……」
小さな修羅場を見た気がした。
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りんりん(プロフ) - この作品大好きでずっと見てます！よろしければ4のパスワードぜひ教えてください！ (2016年8月10日 1時) (
レス) id: f09dc107f5 (このIDを非表示/違反報告)
?? ? なかあや ◎ ?? .。(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！4のパスワード是非教えてください！ (2016年8月7日 0時) (レス) id: 6b804bd68c (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - いつも見てます！パスワードぜひ教えてください！ (2016年8月5日 16時) (レス) id: 0621615717 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - ログインしたんですが見れなくてめっちゃ楽しみにしてるのでパスワード教えていただきたいです！ (2016年8月4日 4時) (レス) id: 3fdc4e4575 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうちゃん(プロフ) - パスワード教えてください！ (2016年8月3日 12時) (レス) id: 8e18b42107 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*パセリ系女子*
| 作成日時：2015年12月31日 1時
