なんのために (ページ26)

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助けるためにページ26

音がなる方に向かうとオレンジ髪の人影があった

やっぱりレンだった

レン、貴方はやっぱり音楽が好きなんだね

そのまま私はレンが奏でる音に夢中になり聞き入っていた

するとレンはこちらに気づいたのか演奏をやめてしまった

レン「やぁ、A。まるで夕日のように輝く花のようだね」

貴『ごめん、邪魔しちゃったみたいで』

レン「そんなことないさ Aはどうしてここに？」

貴『音が聞こえたからそれをたどってきちゃった
とても綺麗な音色だったからね』

レン「ふふありがとう」

そう言うと何かの紙をポケットにしまった

課題の作詞してたのかな？なら、ほんとに邪魔しちゃったなぁ

貴『課題ちゃんとやってて良かった～』

そう言うと一瞬だけ表情が変わったがすぐに戻り

レン「俺はそろそろ、消えてもいいと思ってるんだ…飽きてたのさ、ここに」

その時のレンは
とても悲しそうだった

嘘だ…

その時
真斗「だったらさっさと出て行け」

マサだった
そのままレンの前まで歩いて立ち止まる

真斗「気に入らんな。俺は人生の全てを父に決められてきた。だか、音楽だけは自由になれた。だから、本気になれんお前が許せん」

マサ…

するとレンは
レン「俺は来たくてここに来たわけじゃない。放り込まれたのさ。だから、ここにいる理由なんてない。ただの遊びさ」

そう言って笑顔を見せている

でもその笑顔は偽りの笑顔である
とても悲しそうで苦しそうで悩んでいる
私はそんな貴方の笑顔なんて見たくない…

貴『レン…』

レン「?!…言ったろ？遊びだって」

そう言うとポケットにしまった紙を取り出し破ってしまった

それが風に乗って飛んでいく

私はそれを取るために塀から体を乗りだし1部の紙を掴んだ

真斗レン「A!!危ない!!」

え？

気づくと私は体を乗りだしすぎて今にも落ちそうである…ｱﾊﾊこっわ！

すると後ろから2人が引っ張ってくれた

貴『ご、ごめん』

あー死ぬかと思った…

真斗「まったくお前は…」

レン「無事で良かったよ」

( ´∀`)ﾊﾊﾊごめんなさい…

3人で地面に座っている

こうして見るととても懐かしいものである

貴『やっぱり2人仲良いよね』

真斗レン「良くない!!」

貴『ｱﾊﾊ息ぴったりじゃん!!二人とも助けてくれてありがとうね^^*』

真斗レン「あぁ///」

さっき全部とることができなかった…
後で探そ

いまから、仕事行かなくちゃだしね

貴『ほんとありがとうね!!お礼はいつかするから！』

そう言って別れた