46.情報共有 �� ページ5
乙「さっき弟者が言ってた、Aちゃんをしつこく狙う理由。」
そこでみんなが唾を飲んで真剣におついちさんの話を聞く体勢になる。
乙「.............俺もまだわかんない。」
ズコーッていう効果音がつきそうなくらいおついちさん以外のみんながコケた。
弟「分からんのかいっ!!」
兄「今の完全に相手の考えが読めたみたいな言い方だっただろ!!」
メロ「どういうフリだよ()」
『アハハ...』
乙「ちょっとちょっとー、人の話は最後まで聞きなさいってば。」
そう言っておついちさんが言葉を続けた。
乙「いやね、俺が聞いた話によるとさ、荒川組の中でも何であんなに必死こいてAちゃんを探しているのか分からないんだって。」
兄「はぁ?」
弟「なんで探してる当の本人らが分かんないの?」
乙「本人たちというか、幹部しか知らない...みたいな?」
メロ「部下に伝えれないほど重要ってわけか?」
『えぇ、なんかそれ逆に怖いです...。』
乙「だから分からないって言ったのよ俺も。」
兄「Aにそんな重要なことって...一体なんだよ?」
『私にもなんのことかさっぱり...社長の娘と言っても私の父はもういませんし、何より父が経営していたあの会社も今は父の部下だった人が継いでいると聞きました。私を攫ったところでそれほど多額の身代金になるかどうか...。でもそれ以外あまり心当たりないんですよね。』
みんなでうーん、と首を捻っていると
メロ「その辺はまだわからねーけどよぉ、こっちでも1個だけわかったことがある。」
そこでメロさんが口を挟む。
弟「何ー?」
メロ「関西の荒川組もそうだが、なんだかあいつらだけじゃねぇみてーなんだ。」
兄「荒川組だけじゃない...?どういうことだ?」
乙「ああ、それは俺も思ったよ。監視カメラのハッキング作業中にさ、顔認識機能でそいつの個人情報まで割ることが出来るんだけど、品川に増えていたヤクザは荒川組だけじゃなかったんだよ。」
弟「おいおい待てよ...それってまさか...っ?!」
何やら皆さんがすごく慌てている様子だが、私にはなんのことかさっぱりだった。
『あの...私皆さんの仰ってる意味が分からないんですが...?』
皆さんが私だけついていけていないことに気がついたみたいだ。
メロ「ああ、ここら辺でAのことを探し回ってる連中が荒川組だけじゃなく別の組織、関東の連楼会(れんろうかい)もこの騒動に加わってるってことだ。」
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めびお(プロフ) - りんごりさん、ありがとうございます!!私も語彙力が足りず、もっと御三方をかっこよく書きたいのですが難しいですね...(汗)そして応援ありがとうございます!これからも少しずつですが、更新頑張ります! (2020年8月25日 18時) (
レス) id: b6882de79e (このIDを非表示/違反報告)
りんごり(プロフ) - みんなかっこよくて惚れそうです(惚れてる←)状況が伝わってくるのでドキドキしながら見させてもらってます！ありがとうございます(？)語彙力なくて申し訳ないですが、応援してます〜 (2020年8月22日 21時) (レス) id: ed37fb6fcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めびお | 作成日時：2020年7月20日 21時
