とある国の総統様は少年達を落札しました【らっだぁ運営】 (ページ8)

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6話ページ8

Aside

ﾁｬﾛ「A､あの子たちどうするの？」

『･･･少しやって欲しいことがあってね･･･』

『人手不足だから･･･』

私が彼らにやって貰おうと思っているのは､兵士が作ったものをまとめる仕事

･･･ガラスもあるけど

ﾁｬﾛ「･･･大丈夫なの？あそこ､問題児が1人いるじゃん」

『そこなんだよね〜･･･』

チャロの言う問題児はケン｡私に対する忠誠心が強いらしい

『･･･何かあれば､彼らは軍で暮らしをさせるだけになるからね〜』

ﾁｬﾛ「･･･なんで彼らなの？」

『･･･ま､大丈夫だと思う』

ﾁｬﾛ「責められるのはAだからね」

らっだぁside

Aさんから仕事を貰って､30分くらい

緑色がガラスを落として割ってしまった

俺達の面倒を見てくれていた1人が緑色を睨む

ｹﾝ「お前･･･A様から与えられた仕事なのに､失敗すんのかよ！！！」

「おいケン｡この子を怒っても仕方ないだろ｡人間なんて失敗するものなんだからさ」

ｹﾝ「お前は甘いんだよ！A様の期待を裏切るようなことはあったらダメなんだ！」

ケンと言われた男はナイフを持って刺そうとする

するとおいよさんが緑色の前に立って庇う

ザクッと言う音が響く

oiy「ぐっ･･･！」

おいよさんの腕から血が出る

周りの大人が怒り始める

「ケン！いくらなんでもやり過ぎだろ！？」

「何子供に､手出してんだ！･･･おい！大丈夫か！？おいよ！」

「･･･っ､誰か幹部様か隊長呼べ！」

oiy「っ､ふ･･･っ」

md「･･･ｯｱ･･･」

『なんの騒ぎ？』

聞き覚えがある声が聞こえて､入口を見る

･･･Aさんだった

「隊長！その､ケンが･･･」

Aさんに事情を話し始めた部下

ケンと言う男はニコニコ笑ってる

緑色とレウさんはおいよさんの血をハンカチで抑えている

『･･･それは事実か｡ケン』

Aさんの口から出た声は恐ろしいほど低い声だった