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「ヌナ」
止まっていた足を動かし、あなたの前に現れる
あなたは僕が現れたことにわかりやすく動揺した。
「グ、ク…」
「迎えに来ました。…ほら、早く帰るよ」
「あ、あの…」
徐々に真っ青になる顔色。
なんだ、まずい現場を見られたっていう自覚はあるんだ？
「なに？彼Aさんの知り合い？」
「えっ、と、その…」
「知り合いじゃなくて彼氏ね。そっちこそ誰ですか？」
てか気安くヌナの名前呼ぶなよ
「ああ、俺は」
「お、同じ大学の友達っ…何でもないからっ」
男の言葉を遮って、
あなたは慌てたように声をだす。
そんなふうにされると余計気になるだろ
隠し事されてるみたいで。
ああ、もしかして…
「“○○”さん？」
「っ、」
その名前を出した時、彼女の肩が上がった。
「え？俺のこと知ってるの？」
ほらね、やっぱり
「前に一度ヌナから。ねぇ、ヌナ？」
「……う、うん」
「へぇー、そうなんだ」
「いつもヌナがお世話になってます」
「いやいや、俺の方がいつも色々教えてもらってて」
そう言ってヘラヘラ笑うこいつに嫌悪しか抱かない。
あんたの隣りにいる女は俺のものなんだけど。
「てかヌナ、いつまでそこにいるの？」
「……え？」
いつまでそいつの隣にいるわけ？
早く離れろよ
公に言えない分、目で訴える。
どうやら僕の無言の圧力は届いたらしい。
「あっ…、ごめんね○○くん。私はこれで…」
「ああ、そうだね。また大学で」
「う、うん…じゃあまた…」
あいつの傘から僕の隣に移動してきたあなたは、控えめに挨拶を交わした。
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楓音。 - めっちゃ面白かったです！ヤンデレ好きに目覚めそう(( 更新楽しみにしてます！あ、あと！熱中症気をつけてくださいね！ (2018年8月7日 14時) (
レス) id: 34121be4a7 (このIDを非表示/違反報告)
睦月(プロフ) - やばいです！めっちゃいい！ヤンデレ最高です！更新頑張ってください！ (2018年5月26日 8時) (レス) id: c66c78a687 (このIDを非表示/違反報告)
BTS/LOVE - 凄く良かったです！続きが気になります！更新頑張って下さい!待ってます♪ヤンデレピョンテも良いですねw (2018年5月23日 9時) (レス) id: 17691f8b8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せつ仔 | 作成日時：2018年5月21日 12時
