僕でもええですか？・3

新米教師・3 ページ40

この教師、一体なんなんやろ？




俺らのクラスで一生懸命授業するし、サボろうとしたら止めに入ってくる




今だって、一緒にお昼食っとるし




望「先生頭おかしいんやないの？」




大毅「ん〜、そうかもしれへんな？よう言われるし笑」




そういうと楽しそうに笑った




大毅「小瀧はさ、頭ええのになんで勉強せえへんの？」




望「そんなん、馬鹿やからに決まってるやん」




大毅「俺にはそんな風に見えへんけどなぁ


授業中、みんなが見てへんところで、ちゃんとメモとってるやん


逆に、授業中小瀧が寝てる方が珍しい」




なんなんや？この先生、無駄に熱くて、すっごく真っ直ぐ




こんな俺らのこともちゃんと考えてる




だからなのかもしれへんな、ちゃんと授業受けてまうのは




崇裕「望！先生と一緒にお昼食べてるん？俺達も混ぜてや！」




望「俺は別に……、先生は？」




大毅「おう！ええで！大人数の方が楽しいやろ」




いや、ただただ子供っぽいだけかもしれへんな




望「なぁ先生、好きになってもええですか？」




大毅「もちろん！ええに決まっとるやん！先生としてめっちゃ嬉しいわ！」




うん、なんか意味違うけど……




今はそれでええか




end

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