僕でもええですか？・3

今は君を ページ13

〜流星〜





この瞬間が、君とずっと続けばよかったのに





それが例え、幻だったとしても……





〜大毅〜




俺は今年、教師になったばかりの新米教師や




新しい場所で、慣れないことばっかやけど、クラスの担任やって任された




だからといって、『いかにも新米です』みたいな感じにはなりたくないんやわ




だって、自信のなさそうな教師に、みんなついて行きたくないやろ？




だから、そんなこと思わせへんくらい元気に頑張ってん！




大毅「おはようございます！」




まずは挨拶や思って、正門で生徒みんなに挨拶をする




そんな中、一際目立つでかい2人組が登校してきた




大毅「おはようございます！」




そう声をかけると、大型犬みたいなとにかくでかいやつが




「先生、新しく来たんやろ？先生のクラス楽しそうやな！」




なんて話を膨らませてくれる中、もう1人のでかいイケメンは、どこか遠くを見るような目をしとった




大毅「自分元気ないやん、なんかあったんか？」




話しかけても、顔を覗いても、顔の前で手を振っても、なんの反応もせえへん




なんて困っとると、隣の大型犬が話し出した




「流星な、ずっと片思いしとった相手がおるんやけど、その子他の人と付き合ってもうて、ショック受け取るみたいなんで気にせんとってください笑」




大毅「あぁ〜うん、そっか笑」





そのまま2人は校舎の中に入って行った





いや、大型犬にイケメンが引きずられとったが正解やなｗｗｗ

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