ファミリー (ページ6)

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大我「お待たせ。うわぁ〜翔太久しぶり！あっ、阿部ちゃんも居んじゃん！」

来た。京本家のラスボス。

慎太郎「しょーた！」

慎太郎は俺に狙いを定めると勢いよく突進してくる。

まるでイノシシのようだ。

それをどうにか支え膝の上に乗せてやる。

な？可愛いラスボスだろ？

翔太「うおっ、久しぶりだな慎太郎。」

慎太郎「しょーた、しんちょーのびた？」

翔太「そんなかわんねぇよ。笑」

なんだかんだでこういうの嫌いじゃないからさ。

風磨「失礼します。」

大我「業務外！そんなにかしこまんなよ。笑」

樹「しゃっ！風磨一緒に歌おうぜ！」

風磨「え〜マジ？じゃあ翔太も一緒に歌おうぜ！」

翔太「ぐははっ、マジかよ。笑」

風磨はお父さんの秘書かなんだか知らないけど、入ってくる時はかしこまってんのに、樹に話し掛けられた途端、対等にふざけ出す。

なんなら俺とも友達みたいになってて、結構前から連絡先も持ってるし、年齢で言うと優吾さんと差程変わらないらしい。

翔太「ほら、北斗も歌うぞ」

北斗「ん、」