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しっかり者と忙しい朝 ページ1

ジェシー「Good morning」




北斗「おはようジェシー。もう朝ごはん出来るから慎太郎起こして来てくれない?」




ジェシー「OK!」





俺の朝はみんなより少し早い




特に新学期が始まってから。




大学生の優吾のお昼ご飯を用意して、高校生の俺と現在うちにホームステイしているジェシー、それから年長さんの慎太郎、3人分のお弁当を作って




朝ごはんの準備が終わる頃、やっとみんなが降りてくる。





優吾「おはよ...」




北斗「兄貴は樹起こして来て!」




優吾「ヤダよ。あいつ全然起きねぇもん」




北斗「んじゃあ、もう朝ごはんテーブルに並べといて!」




優吾「はいは〜い」





少しイラッとしながら弟の樹の部屋に向かう




だって、俺が起こしに行ったところで起きないのは変わりないし、長男なんだから少しは手伝え!...なんて少し思ったり。





北斗「樹起きろ!遅刻するぞ!」




樹「んぇ〜...」




北斗「ほら、起きる!

そんなんだと慎太郎連れて来るけど?」




樹「おきてる...」




北斗「すぐ降りて来なかったら連れて来るからな!」




樹「ん〜...」





すぐに起こすのは諦めて俺は俺の支度を済ませる




俺だって学校があるし





慎太郎「んぁ!お兄おはよう!」





制服に着替えて、鞄を手にリビングへ戻ると制服に身を包んだジェシーに抱っこされた末っ子の慎太郎が元気に挨拶をしてくれた





北斗「うん、おはよう。

あっ、慎太郎にお願いしたい事があるんだけど、あそこの時計が2を指したら樹を起こして来てくれない?」




慎太郎「いいよ!ジェシーと起こしに行く!」




北斗「ありがとう慎太郎!じゃあジェシーもお願いね。笑」




ジェシー「off course!!」





リビングに集まった人達だけで朝ごはんを食べ終えると、約束通りの10分に樹は起きて来なくて、慎太郎とジェシーが2階へ上がった。





慎太郎「じゅーりー!おきて!」




樹「んぐっ、しんたろー痛いってばぁ!」





まあ、樹にもちゃんと警告はしたし、起きなかった彼奴が悪い。




樹が起きたところで慎太郎は樹に任せ、ジェシーだけが先に下へ降りてきて俺とジェシーは家を出る。





北斗「じゃあ洗濯物と食器洗いよろしく」




優吾「ん、いってらっしゃい」





「「いってきます。」」

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作者名:春夏 | 作成日時:2022年4月8日 21時

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