僕でもええですか？・2

兄貴いや、彼氏 ページ6

〜大毅〜





「学校遅れるで！はよ起きんかい!!」





今日も朝から兄貴が大声を出しとる





大毅「大丈夫やって、どうせ流星遅れてくるんやからぁ」





そう、いつも待たされとるんやから、今日くらいええやろ？





「なに言うとんの！もう流星来てんで！」





そっかそっか流星が……はっ？





大毅「はぁっ？ホンマに？！」





びっくりして起き上がると





「なんや、起きられんるやったらはよ起きろや」





なんて言うとるから





大毅「は？いや、流星は？」





「いや、まだやけど？」





騙されたぁ〜、いや、信じた俺がアホやった！
あの流星が、そんな早く起きられるわけないやんか





「てか、愛しの彼氏、照史くんの声で起きろや」





大毅「そんなん朝は関係ないねん！」





照史「あっそ〜ですかっ！」





最悪やなんて思いながらも、学校の支度して玄関へ




いつもは朝家を出る時に、玄関で兄き…彼氏にキスされるんやけど……？




大毅「どうしたん？せえへんの？」




照史「朝は関係ないんやろ？」




はぁぁあ？そういう意味ちゃうし!!なんやねんホンマに！




大毅「せやったら、行ってらっしゃいも一緒やろ？」




照史「じゃ、じゃあ言いません！勝手に行けばええやん！」




そう言うと、怒ってリビングに戻って行った

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