雪の積もる街に... (ページ26)

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樹「俺さ、ずっと迷ってたんだけど、気になるから聞くわ。」

北斗「ん？」

樹「高校生の時、なんであんなに噂になってたの？

それに、卒アルの北斗もイケメンだったけど、なんか系統が違くて、名前聞き忘れた時は全く見つけられなかったし。」

北斗「...えっと、コレは噂の質問？それとも路線変更したかの質問？」

樹「どっちも！

てか目悪いの？今はコンタクト？」

北斗「それ、順番にでいい？」

樹「あ、ごめん。」

質問を考え始めたらいっぱい出て来ちゃって、それを北斗に止められた。

北斗「まず、噂に関しては俺もどこ発信か知らない。」

樹「えっ、じゃあなんで..」

北斗「その噂のお陰で女の人からの告白はだいぶ減ったし、それならそれでいいかなって、思ってたから...」

樹「なんか、あったの？」

北斗「その、系統が変わった？って言うのと繋がってくるんだけど、あの噂で男に呼び出される事があって...」

どんどん顔が暗くなっていくものだから、良くない質問したんだって事がわかって、

樹「わぁ〜っぷ！待って、それ外で聞いちゃダメな気がする。とりあえずラウールの買ってから俺ん家でどう？」

北斗「ん、いいよ。」