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樹「松村くんはいつも誰と一緒に居るの？」
北斗「大学では一人で行動する事が多い、ですかね。」
樹「そっか。じゃあ、松村くん彼女とかは居るの？」
北斗「いや、女の人には興味無いので」
樹「えっ、」
北斗「今はまだ講義とか楽しいから」
樹「...っあ〜！勉強熱心なタイプだ！笑」
びっくりした
このまま男が好きだとか言うのかと思った。
北斗「田中さんは、彼女さんとか居そうですよね。」
樹「俺はね、女友達は比較的多いけど彼女はいないかな。」
ってか、地味に初めて質問されて無い？
もしかして、ちょっとずつ心を開いてくれてる？
北斗「やっぱり田中さん、僕の高校での噂、知ってますよね？」
樹「えぇ、？なに急に。笑」
北斗「それなら、僕なんかと関わらない方がいいですよ。ごめんなさい、僕先に帰ります。」
そう言うと走り出しそうに1歩足を進めるから、俺は慌てて松村くんの腕を掴んだ
樹「ちょっと待って、俺まだ何も言ってなくない？」
北斗「...」
樹「うん、確かに松村くんの噂は知ってる。それは、嘘ついてごめん。」
北斗「じゃあ、」
樹「でも！だからといって、松村くんと一緒に居ちゃいけない理由にはなら無くない？
俺は今、松村くんと仲良くなりたいと思ってる。」
北斗「...それは、」
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作者名：秋冬
| 作成日時：2023年3月2日 22時
