正反対な恋人 (ページ4)

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STORY 12 ページ4

大我「あ、北斗は高地の後ろに居る男の子、誰かわかる？」

北斗「高地の後ろに居る、男の、子？

...お化けかなんかの話？」

大我「そうじゃなくて、さっき電話してたら電話越しに"こち〜"って」

北斗「聞いた事ない」

大我「そうだよね〜」

一体なんの話...？

大我「まあいっか！明日聞き出せば笑」

北斗「ていうか、足はもう大丈夫なの？」

大我「うん、もうバッチリだよ。

あ...北斗はどうするの？明日から」

北斗「いつも通り、メガネかけて...」

あ、

大我「前髪切っちゃたから、隠れないんじゃない？諦めて普通の格好で行っちゃえば？」

北斗「でも...」

大我「大胆にも俺がみんなの前で告白しちゃった事だし、どうせ目立つのは変わらないし、ねっ？」

それもそうだけど、今までの学校生活ってものがあるのに...

大我「はいはい寝るよ〜笑」

北斗「えっ、あ、ちょっと！」

グイグイ押されるように、ベッドに押し込まれる

北斗「寝るなら、部屋に戻るけど...」

大我「今日ぐらい別にいいじゃん。さっきまでの余韻に浸っても」