My Brother

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海人「キャーアハハッ!!岸くん海が追いかけてくる！笑」






優太「ま〜じ？笑」







波打ち際でキャッキャ騒ぐ海人くんとは対照的に、黙って海を見つめる廉







紫耀「廉は行かないの？」







そう聞くと、廉は黙って首を振った






もしかして、子ども目線だと波が高くて怖いのかな？






手を繋いでいる廉の目線までしゃがむと、普段の視界から考えると波が少し高く感じた







紫耀「廉怖い？」







そう聞くと、強がりな廉は首を横に振る






それでも、怖いのか繋いでいる手をギュッとした







紫耀「じゃあ抱っこしよっか。」






廉「...ん」







抱っこと言わんばかりに手を伸ばして、抱っこされるのを待ってる廉を抱き上げる







紫耀「よし、ほらどう？ちょっと近付いてみよ？」







廉が頷いたことを確認して、少しだけ波打ち際に寄ってみる







廉「あっ、」







波がよって来て、俺の足元まで来るとびっくりしたのか俺の服をキュッと握った

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