巡り会う君は (ページ10)

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◆ ページ10

優吾「大我は北斗の何が好きなんだよ

顔か？」

大我「それだけじゃ...」

優吾「でも、今のお前を見てたらそうとしか思えないけど」

大我「...褒められるとガチで照れる所とか、話のテンポが合うところ。

あとは、目が合うと逸らされて、その時に見える北斗の横顔とか...」

優吾「今の北斗は大我に見詰められても目をそらす事さえしない。褒められて照れることも無い

そんな北斗でお前は本当にいいのか」

大我「でも、今の北斗は俺の事を思ってくれてるんだよ？それ以外...」

優吾「違う、お前とそっくりな誰かを重ね合わせてるだけ。そんな曖昧な気持ちをお前は受け取るのかよ。そんなのお前らしくない！」

高地はそう言い切ると、部屋を出ていった

でも、どこからどう見ても俺の知ってる北斗に変わりがないんだ。

いったい俺にどうしろって言うんだ...

北斗は北斗だろ？

・

先に部屋を出ていったみんなを追いかけるように、俺も着替えに行く

次はペア撮影、しかも高地と2人

いや、だな...