巡り会う君は (ページ9)

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大我side

着物での撮影が終わり、次は黒を基調とした衣装に着替えることになった

北斗「これ、は...？」

大我「洋服だよ？北斗が好きな」

北斗「俺は、着物以外のものを身につけたことが無いんだ。大我もそうだろ？」

大我「...」

きっと、目の前にいる北斗は俺と生きている時代が違うんだ

目の前の北斗が知っているのは、いつの日か習ったような昔の話ばかり

まるで最近のことを何も知らない

でも、北斗が俺のそばに居て、俺を必要としてくれるのなら...

優吾「ごめん、ちょっと借りるわ」

大我「えっ、ちょっと高地？」

北斗と話していたら、突然高地に腕を捕まれ北斗から少し離れた場所へ連れて行かれた

優吾「大我、お前の好きな北斗はどっちだ？」

大我「えっ、」

優吾「今目の前にいる北斗か？それとも今まで思い続けていた北斗、どっちだ？」

樹「ちょっ、2人とも何の話？」

優吾「俺は今、このクソ坊ちゃんと話してる。北斗連れて先に衣装着替えて来い」

慎太郎「...わかった。行くよ2人とも」

ジェシー「はいは〜い！ほくちゃんも行くよ！」

北斗「お、俺も？」