君は気付かないから (ページ4)

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頼んだハンバーグが運ばれてくると、目をキラキラ輝かせてる和

1口頬張れば、美味しいって言葉が滲み出てきそうなくらい、とてもいい顔をする

和也「ん〜！美味い!!」

こういう所も全て愛おしく感じてしまう

仕事中、たまに和の方を見ると、和は決まって大野先輩を見てる

でも、そんなんで不安になってたってしょうがない

俺のコップの飲み物が無くなると入れてくれたり

なんでもすぐに気づいてくれる

しかも、それは俺のだけにやってくれてるみたいで

和の正面のデスクに座ってる翔ちゃんからは、『俺のも入れてくれよ〜』なんて声をよく聞くし

もしかして、俺のことよく見てるの？

なんて期待してみてもキリがない

そんな事考えながら、目の前の和を見るとふいに目が合って

和が微笑んだ

和也「相葉さん、早く食べないと冷めちゃいますよ？なんなら僕が貰っちゃいますよ？」

雅紀「えっ？あ、食べる食べる笑」