ほっくんと義理のお姉ちゃん#2

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北斗「俺は、あの時も今もずっと本気でAちゃんのことが好きだよ」



子どもなら、お父さんとかお母さんに結婚しようなんてよく言うことだから、ほっくんもそれだろうと思ってた私が悪かった



北斗「黙るくらいなら期待させるようなこと言わないでよ」



「うん、ごめ…」



謝ろうとした口は、いつの間にか目の前にあったほっくんの唇によって塞がれた



北斗「そんな言葉、聞きたくないよ」



返す言葉が見つからなくて、いつも以上に頭をフル回転させる



「今なら私よりも、もっといい人思い浮かぶんじゃない？同級生に可愛い子なんて沢山いるでしょ？ほっくんモテそ…「そんな人いないよ」え、」



北斗「俺にとってAちゃんが1番で、Aちゃん以外の子なんて好きになんかなれないよ」



「それは私がいつも近いところにいたから」



北斗「そうかもしれない」



「だとしたら、」



北斗「そうだったとしても好きなことには変わりないでしょ？」



確かにそうだ



北斗「それに、一人暮らししてる家に簡単に男なんか入れて、何されるかわかんないでしょ」



「それはほっくん」



北斗「俺だって男！」



「はい、気をつけます…」



なんでこんなに怒られてるんだろう

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