ほっくんと義理のお姉ちゃん#2

深澤の恐怖 ページ28

慎太郎たちがオフィスに戻る前



Aちゃんが慎太郎たちとの話に盛り上がっている時



たまたま北斗くんがいる方に立っていた俺



今思うとこれが良くなかったね



すごい恐怖



みんなが完全に話に入り込んでる



他の奴らもその話を聞いてたり、あとはキッチンで料理とか、お客さんの相手



そんな時、北斗くんが俺の方に体を向けた



北斗「Aちゃん、楽しそうに仕事してそうで良かったです」



そう言って笑顔を向けてくれた



すっごいいい子



深澤「Aちゃんのおかげで、男女問わずお客さん増えて助かってるんだよね」



そんなことを言いながら、北斗くんの顔を見るともう笑ってない



そして、真剣な顔で



北斗「Aちゃんを裏切るような、悲しそうな顔させたら俺、許しませんからね」



そういうとまた笑顔に変わった



釘を刺された気がする



気づけばAちゃんたちの話に入ってる



慎太郎「あ、もうそろそろ時間だから戻るわ」



慎太郎の声を聞くと立ち上がってAちゃんの方に行った



俺が見てたのは、幻？

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