・ ページ19
優太に手首に巻かれていたものを解いて貰うと、くっきりとあとが着いて赤くなっていた
紫耀「廉…」
紫耀に悲しい顔させてもうたな
廉「ごめんな？また迷惑かけちゃって、ホンマにダメやな俺…」
こんな所で泣いたらまた迷惑かけるのに
わかってる、それでも涙は止まることを知らない
廉「俺バカやからさ、何やっても紫耀に負担ばっかかけて、自分で自分の首絞めて」
もうどうすればいいのかわからへんし、今更2人の顔も見れなくて、下を向く
廉「もう俺なんか…」
紫耀「俺は、俺は廉のこと、1回も迷惑だなんて思ったことないよ？」
俺を抱きしめて、そんなことを言う
廉「そんなん嘘やん、気遣かわなくてええから」
紫耀「気遣ってなんかないって、俺は廉だったら何も迷惑じゃないよ？廉だったらいいって思うことだって沢山ある」
そう言う紫耀の声はさっきの冷たい声とは全然違くて、暖かくて優しい声
廉「なんやねん、俺を泣かせに来てるやん…」
ああ言われたら俺、また甘えちゃうやん
泣いてる顔をこれ以上見られたくなくて、紫耀の胸に頭を擦り付ける
紫耀「もう痛い痛い。笑」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 532人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
春夏(プロフ) - かみなさん» そう言っていただけるととても嬉しいです！ありがとうございます!! (2020年1月27日 23時) (
レス) id: 7394eee4f9 (このIDを非表示/違反報告)
かみな - この作品大好きです！応援しています！ (2020年1月27日 21時) (レス) id: c2bfb0fe32 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - 早く助けてあげてください（泣） (2020年1月12日 12時) (レス) id: 951e96d6ae (このIDを非表示/違反報告)
春夏(プロフ) - ありすさん» コメントありがとうございます！そんな感じです (2020年1月12日 11時) (レス) id: 7394eee4f9 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - コメント失礼します!廉くんピンチですか??（泣） (2020年1月11日 23時) (レス) id: 951e96d6ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：春夏
| 作成日時：2019年12月31日 21時
