俺の幼馴染み Part２

知らない奴ら ページ14

紫耀が先生に呼ばれて、シーンと静まり返った教室






ひとりきりで冷静になると、どうしてもネガティブになってまう






俺なんかが紫耀の隣にいてもいいのかなって






迷惑しかかけてないのに、今だって俺のために特訓してくれる






そのためにわざわざ学校に残って






それに優太だって






そう考えると、俺は紫耀になんにもしてあげられてなくて、無駄な心配ばっかりかけて






それならいっその事、家にひきこもった方がいいんだ






そう思ったら、足がどんどん進む






自分でもわかってたんだ、紫耀に俺は釣り合わないって、一緒にいるのなんてバカなんだって






学校の外に出て、家まで歩く







男1「ねぇ君」






男2「ちょっと君だよ！」






廉「え、」







後ろから肩を捕まれて、後ろを振り向くと知らない人達







男1「なんだよ、陰キャじゃねぇか」






男3「歩き方はめっちゃモデルっぽかったのにな。ん〜、前髪上げたらイケメンかもしれなくないすか？」







この制服、隣のうちより少し？いやだいぶ偏差値の低い公立学校の






ボーッととそんなことを考えてたら、両腕を後ろから捕まれて、前髪をあげられた







廉「ちょっ、やめてください」






男2「うわぁ〜めっちゃ美形じゃん」






男3「待って、遠目で見るよりスタイル良くね？」







そう言った俺の後ろにいたやつは、片手で俺の両腕を掴んで、もう片方の手で体のラインを触ってくる







廉「触んな！」







抵抗しても、筋肉なんてほとんど無くて、ただただ無意味。







男1「口だけで、力ないんだね？可愛いじゃん」







いつの間にか、手首をなにかで結ばれていて、しまいには口にタオル

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