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紫耀の歩いて行った方向からしてトイレやろうから、しょうがなくトイレの方へ足を進める
トイレの前でひと息はいてから、ゆっくりドアを開ける
廉「うわっ！」
紫耀「隣の席に座ってるはずやのに全然廉と話せないし、全然触れられないじゃん」
トイレの入口のドアを開けるなり、中にいた紫耀に腕を引かれて抱きしめられた
廉「ここお店なんやけど」
紫耀「内扉やから俺らがどかなきゃ開かない」
それはそれでどうだろうか？
紫耀「ホンマに廉不足」
廉「どうせ家に帰ったら一緒やろ？」
紫耀「そうだけどさ〜」
既に帰りたいオーラがバンバン出てる
廉「あと少しでええから、みんなのとこ戻ろ？」
紫耀「はぁ、言ったかんな！じゃああと10分」
そう言うなり、俺の腕を引いて席まで足早に戻っていった
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作者名：春夏
| 作成日時：2019年10月6日 10時
