気まぐれ図書館 (ページ37)

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廉をお姫様抱っこしたまま図書館を出ると

大吾「おっ！紫耀!!」

部活帰りの大吾達に捕まりました。

なんならいつも一緒に居ないはずの玄樹とじん、海人までもが一緒に。

玄樹「あれ？廉くん寝てるの？」

「じゃなきゃ、廉の事だから暴れて降りるよ。」

勇太「廉くんの寝顔可愛いね。」

「黙れじん」

勇太「なんで俺こんなに紫耀に睨まれてんの？てか俺に対してあたり強くない？」

あら？睨んでた？

まあ、しゃ〜ないよな

「てか変な組み合わせやな？」

海人「紫耀先輩が帰ってから、俺らめっちゃ大変だったんですよ！」

俺が帰ったあと？

玄樹「誰かさんがめっちゃ怒鳴ったから」

康二「なんか知らんけど逆効果だったみたいやで」

大吾「学校の前凄い人だかりで騒いでて、なかなか学校から出られへんかったもんな。」

どういうことや？流石にあんなに怒鳴ったんやから、普通居なくなるやろ

玄樹「特に、紫耀に怒鳴られた子の周りに集まって、"いいな〜"とか」

怒鳴られていいなってなんだよ。

勇太「"ギャップやば〜い"だってさ」

「ギャップ？」

大吾「俺らにその答えを求めるな！俺らやって知らへんし。」

いや〜女子ってわかんねぇ