気まぐれ図書館 (ページ24)

今日:11 hit、昨日:9 hit、合計:152,928 hit

見つかった・紫耀ページ24

図書館に入って、早速岸さんを探し回る

よ〜く見てみると、この図書館ってこんなに広かったんやなぁ

そう思いながら歩き進めると、目の前にいた廉が立ち止まった

廉「あ、紫耀！あそこのテーブル」

廉がそう言って指さしたその先には岸さんがいた

テーブルに向かって何やら難しい顔をしている

きっと勉強しているのだろう、3年生って言ってたし

「行こう廉」

そう言って近寄ろうとしたら、岸さんの隣に見覚えのある顔が近付いて行った

じんだ

見た感じ、俺が知ってるじんよりも少し大人っぽい

じんは隣の席に座ると、岸さんが見ている教科書を覗き込んでいる

これじゃ声が掛けられない

「あっ、」

やばい、じんと目が合ってしまった

このまま目を逸らさずにいると、じんの視線が違うところ向いたのに気づいた岸さんもこっちを向いた

優太「あっ！昨日の！」

岸さんは俺らに気付くと、こっちに歩いてきた

優太「やっほ！また会えたね！いや〜昨日名前聞き忘れちゃったから教えて貰ってもいい？」

紫耀「あ、はい！僕は平野紫耀です。隣にいるのは永瀬廉っていいます」

優太「紫耀くんと廉くんか〜、めっちゃカッコイイね！」

紫耀「ありがとう、ございます」

優太「でも、こんなにイケメンだったら絶対覚えてるんだけどなぁ、紫耀くん達も俺の事わからなかったし、ちゃんと学校来てる？」

そんな話をしてると、後ろからじんが歩いてきた

勇太「2人とも久しぶり」

そう声をかけてくるじん

優太「えっ？ぐーじ知り合い？」

勇太「そう、ちょっと3人で話したいから、優太はあっちでテスト勉強してて」

優太「うん。わかった！」

岸さんがテーブルの方に戻って行くとじんが

勇太「君たちどこから来たの？」