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そこにドーナツ屋・廉 ページ28
なんとなく、たまたまそれをしようとしてた俺は正解？
紫耀「廉がドーナツ屋の方に行こうとしてたのは間違いやなかったんやな」
勇太「まあ紫耀は部活とか忙しいなら、廉くんに先に行ってもらって帰りにでも迎えに行ってあげたら？」
紫耀「そうする」
勇太「もうこんな時間だし、玄樹待ってるから帰るね」
そう言うと、神宮寺先輩は3人分のお金を置いて行ってしまった
「紫耀」
紫耀「ん？」
「神宮寺先輩帰ってもうたけど、1回図書館に戻らな行けないのかな？」
紫耀に問いかけると、考えてませんでした。みたいな顔でこっちを見た
「まあ紫耀いるから大丈夫やんな笑」
神宮寺先輩が置いていったお金で飲み物代を払って、お釣りはお財布にしまった
次会った時に返したらええかな？
振り向くと固まってる紫耀
「帰らへんの？」
紫耀「あ、いや、帰る帰る！」
そう言った紫耀を確認して、カフェのドアを普通に開けた
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作者名：春夏
| 作成日時：2019年7月16日 23時
