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〜望〜
望「結構狭かったですね。笑」
恥ずかしくてそう言ってみる。
外を向いているしげ先輩の耳がほんのり赤くなったような。
俺の見間違いかな、きっと
大毅「.....」
ん？
望「なんか言いました？」
なにか小さな声が聞こえてきた気がして聞いてみる
大毅「いや、なんも言うてへんよ。」
なんや恥ずかしい
俺の聞き間違いやんか
しげ先輩が『ドキドキする』なんて言うわけないのに
脈がないのは100も承知。
だから今日だけでも、今日だけ
そう自分に言い聞かせて、しげ先輩に抱き着く。
望「こっちの方が狭くないですし、暖かいです。」
そう言ってみるけど、しげ先輩は全く反応しなかった。
もしかして寝た？それとも呆れちゃった？
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作者名：春夏
| 作成日時：2019年3月11日 7時
