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僕のヒーロー・4 ページ26
〜智洋〜
もう使われてないであろう工場に着くと、かすかに聞こえる声
その声は明らかに何かを嫌がっていた
少しずつ、物音を立てないように、近付いていくと聞き慣れた声と見慣れた顔が見えた
大毅「やめてや！」
上半身裸で両手を頭の上で掴まれている大毅
そしてそれを囲む数人の男達
近くには大人のおもちゃが置いてあった
それを見て、ふつふつと湧き上がってくるイライラ
もう黙ってみていられなくて、1番近くに居たやつの横腹を後ろから思いっきり蹴った
大毅「ともっ！」
次から次へと向かってくるやつをボコボコにして大毅の元へ行く
今にも目から涙がこぼれ落ちそう
智洋「大毅、遅くなってごめんな？」
大毅「とも、怖かったぁ……」
そう言うとギュッと抱き着いてきた
もうこんな目にはあわせへんように、俺が大毅のこと守ったる
なんてったって、大毅のこと世界で1番愛してるのは俺やから
智洋「さっ、夜ご飯食べに行こか！そのあといっぱい愛したるから」
end
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作者名：春夏
| 作成日時：2019年2月21日 21時
