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遠い存在の君・3 ページ17
〜流星〜
なんで神ちゃん家に、クラスのムードメーカーで明るい性格の重岡くんが？
神ちゃんと仲がよかったんかな？
でも1回も見たことあらへん
大毅「ええっと……」
智洋「あぁ、隣のクラスの藤井流星って分かる？」
大毅「えっと……小瀧の後ろの席の？」
智洋「そうそう」
なんやろ、不思議な光景を見てる気分
智洋「のんちゃんと流星、ほんまはめっちゃ仲ええねんで」
大毅「そうなんや、小瀧言うてくれたらよかったんに、ほんなら俺も仲良くしてくれへんかな？」
重岡くん友達沢山いるから、俺なんか……
大毅「俺、ホンマに友達って、親友って言える相手、小瀧以外居らんねん
みんな外見だのなんだので、俺とまともに向き合おうとしてくれたんは小瀧だけ
外見だけやなくて、俺の事を知ろうとしてくれた
その小瀧と仲がええって事は、きっとええ奴ってことやろ？」
そんなことを悲しそうに話す重岡くんから、目が離せなくて
この人なら仲良く出来るんやないかって
流星「ええよ、ただ学校では馴れ馴れしくしたらアカンからな、ええよな？神ちゃん」
智洋「流星がそう思うんなら、大丈夫やね！よろしくな重岡くん」
大毅「“しげ“がええな、重岡くんやとなんか距離感が……」
流星「よろしく、しげ」
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作者名：春夏
| 作成日時：2019年2月21日 21時
