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大毅「それ、拾ってくれてありがとうな!俺がお姉さんに渡しとくから。」




そう言って代わりにキーホルダーを受け取り、のんちゃんの元へ戻った。




大毅「ほら、のんちゃん気いつけや?」



望「うん、ありがとう大毅くん。」




どうしてかは分からへん。



でも、のんちゃんは男の子である事を俺に隠すから、俺ものんちゃんを女の子のように接し続けてる。



だって、のんちゃんがそうしたいんやったらそれでええと思うし、女の子でありたい理由があるんやろうと思った。



神ちゃんにデートしてる所を見つかった時も一瞬だけ迷ったけど、彼女だって伝えた。



いつか打ち明けてくれたらええなぐらいにしか思ってへんし。




望「なぁ、なんで私の告白受けてくれたん?」



大毅「それって、好き以外の理由ある?」



望「へへっ、せやな。」



大毅「逆に、のんちゃんはなんで告白してくれたん?」



望「....ファミレスで会った時に一目惚れしてん。」




なぁ、時々見せるその嘘ってなんなん?



もしかして、もっと前に俺ら会ったことあるん?



それとも俺の事好きやないんか?

・→←大毅くんとのんちゃん



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作者名:秋冬 | 作成日時:2024年3月28日 1時

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