・ ページ9
大毅「それ、拾ってくれてありがとうな!俺がお姉さんに渡しとくから。」
そう言って代わりにキーホルダーを受け取り、のんちゃんの元へ戻った。
大毅「ほら、のんちゃん気いつけや?」
望「うん、ありがとう大毅くん。」
どうしてかは分からへん。
でも、のんちゃんは男の子である事を俺に隠すから、俺ものんちゃんを女の子のように接し続けてる。
だって、のんちゃんがそうしたいんやったらそれでええと思うし、女の子でありたい理由があるんやろうと思った。
神ちゃんにデートしてる所を見つかった時も一瞬だけ迷ったけど、彼女だって伝えた。
いつか打ち明けてくれたらええなぐらいにしか思ってへんし。
望「なぁ、なんで私の告白受けてくれたん?」
大毅「それって、好き以外の理由ある?」
望「へへっ、せやな。」
大毅「逆に、のんちゃんはなんで告白してくれたん?」
望「....ファミレスで会った時に一目惚れしてん。」
なぁ、時々見せるその嘘ってなんなん?
もしかして、もっと前に俺ら会ったことあるん?
それとも俺の事好きやないんか?
145人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:秋冬 | 作成日時:2024年3月28日 1時