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目撃者 ページ1

智洋side





大毅「おはよ〜」




呑気に部室に入ってきたのは、俺のひとつ上の先輩である高校2年生の



"重岡大毅"




智洋「おはようございます。あのしげ先輩!」



大毅「ん?」



智洋「しげ先輩って彼女居ったんですか?」



大毅「.....なんで?」




普段から秘密主義な先輩やから、俺の質問をどこかびっくりしたように聞いてきた。



でも、言い訳なんて通用せんで?



だって昨日みたんやもん。




智洋「昨日、商店街で先輩が女の子と歩いてる所見てもうて。」



大毅「....マジ?」




コクコクと頷いて見せれば、少し苦い顔をした。




大毅「マジかぁ〜.....」



智洋「って事はやっぱり?」



大毅「....おん、俺の彼女。」



智洋「えぇ〜!どこで出会ったんですか?ここ男子校で女子との出会いなんてなかなかないじゃないですか!」



大毅「...ほら、朝練始まるから。その話はまた今度な?」



智洋「えぇ〜、もうそんな時間、かぁ。」

・→



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作者名:秋冬 | 作成日時:2024年3月28日 1時

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