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紫耀「言う訳ないじゃん。周りにバラすなんて俺になんのメリットも無いし。」
廉「えっ、」
紫耀「だって、俺は廉の事好きだし、一緒に居られる時間減るの嫌だからね。
その代わりと言っちゃなんだけど、俺に男だってバレないように触らせてくれなかったんでしょ?だったら、もうバレちゃったし触れてもいいよね?」
廉「その...うん、ええよ。」
紫耀「交渉成立。これからもよろしくね?廉」
戸惑いの色を見せた廉だけど、頭を撫でてやればいつもの可愛らしい顔をした。
廉「あっ、そろそろ遅いから帰るな?」
紫耀「待って、うち泊まっていけば?」
廉「えっ、でも、」
紫耀「ほら、さっきは強引だったけど、これからは廉が嫌がるならしないから。それに外も暗くなってきたし、ダメ?」
廉「...お姉ちゃんに聞いてみてもええ?」
紫耀「あ〜、そっか。今までの"弟と2人暮らし"って、お姉ちゃんと2人暮らししてるって事か。
いいよ。俺にバレたって事もついでに言ってみ?絶対OKしてくれるから。」
廉「?...わかった。」
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作者名:秋冬 | 作成日時:2023年12月3日 22時