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プルルルルッ....プルルルルッ....プッ





姉『もしもし廉ごめん!夜ご飯とか準備するのすっかり忘れてた。修学旅行から帰ったらお金返すからコンビニとかでお弁当でも買って食べて!』




廉「その事なんやけど、今しょおが家に来てて、」




姉『えっ、彼氏?!大丈夫なの?あんた喰われるよ?』





おいおい、これ俺聞いていいの?




しかも携帯テーブルにおいてスピーカーで電話してるじゃん。





廉「ん〜、それは大丈夫やない?

んで、しょおが今キッキンで夜ご飯作ってくれてん。」




姉『あ〜、お弁当作ってもらってんだもんね。そっか、料理できるのか。』




廉「そう、だから心配せんでええから修学旅行楽しんでな。」




姉『ん、わかった。じゃあ彼氏くんによろしくって伝えといて。』




廉「多分聞こえてる。」




姉『え?はっ、え?!もしかしてスピーカーにしてる?』




廉「えっ、うん。最初からスピーカー。」




姉『ちょっ、そう言うのはもっと早く言ってよ!喰われるとか言っちゃったじゃん。あっ、ちょ、消灯時間になったから切るね。おやすみ!』




廉「ん、バイバイ。」

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作者名:秋冬 | 作成日時:2023年12月3日 22時

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