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廉「しょお、おはよう」
紫耀「ん、おはよう」
廉「今週から体育祭の準備期間やな？しょおはどれに出るかもう決めた？」
紫耀「ん〜、男女混合とかどう？廉も一緒に。」
廉「いや、流石にそれはアカン」
紫耀「なんで？」
廉「だって、うちが出たらズルになってまうやろ？うち普通にそこそこ足速いんやもん。」
紫耀「じゃあ廉は何に出るの？」
廉「ん〜、無難に借り物競争とか？ふふっ、お題が何だったとしても、しょおの所まで走るで？笑」
なんともまあ悪い顔。
まさか無いだろうけど、お題が嫌いな人とかだったらどうするんだか。
廉「まあ、しょおは足速いんやしリレーに出るのが1番よな〜。」
紫耀「いやいや、借り物競争に出たとしても一番にゴールすれば文句無いでしょ。」
廉「そう？」
紫耀「そう。」
・
担任「平野くんには悪いんだけど、先生は借り物競争より、足が早いからクラスリレーとか男女混合に出て欲しいかな。」
とりあえずで出たい競技に名前を書いていった所で、先生にそう言われる。
やっぱりみんな責任を感じたくないのかリレーら辺は人気がない。
どちらかと言えば、誰でも出来て尚且つ、足の速さがあまり目立たないものは人気が高い。
廉「ほらな？言うたやろ？」
斜め後ろの席に座っている廉にもこう言われる始末。
体育委員「私たち的には、4月の体力テスト用の記録を見て、女子で1番足の早い永瀬さんには男女混合に出てもらいたいです。」
廉「えっ、うちも？」
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作者名：秋冬
| 作成日時：2023年12月3日 22時
