僕の恋になるまで (ページ6)

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今日はいつもより早く起きられた

なんでかって？もちろんあの子に会うために決まってるやん。

え〜っと俺のクラスは3組やったっけな？

教室に入って名簿をみると……よしっ！ビンゴ！

あいうえお順やから〜、おっ！ええやん、1番後ろの席

自分の席に座ると、周りの女子達がキャーキャー騒いどる

そりゃそうやろ！中学の時からヤンキーでもめっちゃもててんから

なんて思いながらも、久しぶりにカバンに入れた教科書達を引き出しにしまっていると、また教室が騒ぎ始めた

教室の入口の方に目をやると

流星「あっ、望やん！風邪治ったん？てか同じクラス？」

望「まあな！らしいで〜、それより!!」

そう言うて近づいてくると耳元で

望「流星がキスしたって子はどこのクラスなん？」

流星「はっ？...いや、なんで望が知ってんねん！」

望「いや、照史から聞いた、それに『流星達の周り見張っといてな』って言うとったし、で！クラスと名前は？」

あ〜！名前聞いとらんかった！

流星「分からへん」

望「えっ？もしかして聞き忘れたん？も〜何やってんねん」

う〜わっ、やってもうた