今日という日に 2【孤爪研磨】

47話 ページ12

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他に千葉と埼玉の高校も来るらしいが





先に着いたのは音駒っぽい






黒｢とりあえず挨拶しに行くぞー｣






『はーい』






立派な体育館に着く






蒸し暑い空気がムンムンだ






『あち〜…』






こんな中でバレーしないといけないんだ…






大変だな…






梟谷のマネージャーさんかな？気づいてくれたのか







｢音駒高校来ましたよ〜｣






その言葉が聞こえたのかワイワイしながら集まってくる





｢おうおうおう！久々だな！！｣






あれ？一段と目立つこの人…5本指の人だ！






えっと確か…木兎光太郎！






木｢ん？マネージャーだと！？やるじゃねぇか！｣






とクロの肩を叩く木兎さん





あ、え？私ですかね？






『あ、どうもです』





木｢反応冷たい！｣






何だこの人イメージしてたのと違う…







確かに面白そうな人だけど疲れそう…






｢キリがないので無視で大丈夫。｣






しっかりしてそうな人が気にかけてくれた






『あ、いえ…』






｢暑いので、日の当たらないとこに行って話しませんか？｣







木｢おう！そうだな！話し終わったら集まるまでバレーしようぜ〜！｣







一瞬周りの人達の空気が凍った気がした

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