ポテチ ページ6
・
佳奈｢ねえそっちちゃんと持って！｣
マサ｢持ってるだろお前の力がねぇだけだ！｣
佳奈｢持ってないでしょ！このゴリラ！｣
マサ｢んだとてめえ！突き落とすぞ！｣
ヒコ｢マサうるさい｣
｢佳奈もうるさいよ｣
佳奈に秘密基地の話をしたら、早速行ってみたいって。
晶大もマサくんとヒコくんに話して、みんなで使ってない布団やテーブルを運ぶ。
…暇すぎない？みんな。
高校生ってそんなもんなの？
マサ｢あちー、｣
｢あちーね｣
佳奈｢てか、マサくんとヒコくん部活終わりに来るのすごいね？｣
ヒコ｢アキが来ないと後悔するって言うから｣
マサ｢でも夏場の昼はあちーよ。夕方も夕方で西日がエグい｣
｢あはっ、来てくれてありがとね｣
グチグチ文句を言いながらでも、ちゃんと着いてきてくれるみんなには感謝しかない。
ちなみに晶大は、先に行って軽く掃除をしてくれている。
クーラーでも付けれたらめちゃめちゃ住みやすくなるんだけどなー。
ま、それは無理か。
｢あ、着いたよ。ここ！｣
ヒコ｢おっ！やば！｣
マサ｢…意外とでけぇ｣
｢5人全員入れるくらいには｣
佳奈｢すごーい！｣
私たちの声に気づいた晶大が、小さな窓から顔を出す。
そして、ニカッと笑って手を振った。
…ぐっ、かっこいい。
｢掃除頑張ったね｣
山内｢ほんとだぞお前ら。感謝しろ｣
マサ｢いやここお前の所有物だろ。掃除するのは当たり前｣
佳奈｢すご！早く布団敷いてよ！お昼寝したい！｣
｢その前に持ってきたポテチ食べよう｣
佳奈｢それだ｣
山内｢お前らな｣
ヒコくんと私で、2人分の布団は持ってきたけど、全員で寝るとなればあと3人分必要になる。
だから、私と佳奈の無言の圧力で、晶大たち3人に取りに行って貰うことになった。
感謝感謝。
佳奈｢いいなー、Aたちは小さい頃からこんな素敵な秘密基地で過ごしてたの？｣
｢うん、まあね｣
佳奈｢晶大くんのおじいちゃんがすごいのか｣
｢そうなの。まさかこんなに豪華な秘密基地作ってくれるなんて｣
佳奈｢だってもう、ここに電気とか水道通せば住めちゃうよね？｣
｢住めるよ。はい、ポテチ食べよ｣
佳奈｢やったあ｣
女子高生の合言葉は、｢ダイエットは明日から｣だと思う。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(名前)あやか(プロフ) - 続きを待ってます！お願いします (2021年9月18日 15時) (
レス) id: 6c19d02f23 (このIDを非表示/違反報告)
ぷいん - いつか更新されることを願ってます…！ (2020年12月12日 10時) (レス) id: fe96328630 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 00xxxx1さん» 本当ですか！！！！嬉しい、ありがとうございます！！ 更新頑張ります！！！！ (2020年5月20日 0時) (レス) id: a7ed6a47fc (このIDを非表示/違反報告)
00xxxx1(プロフ) - 毎日更新楽しみにしています！！花さんの書くお話の中でもこれが一番好きになりそうです！！陰ながら応援しています！ (2020年5月20日 0時) (レス) id: 1f1bcc4b1b (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - ゴンさん» えぇ！？そんなそんな！！！ありがとうございます！！更新頑張ります！！ゴンさんのためにー！！！！ (2020年5月16日 17時) (レス) id: a7ed6a47fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：花
| 作成日時：2020年5月11日 10時
