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母性 ページ16






真佑「さっきめっちゃすごいラリーがあったんですよ!」

黒後「もうほんと、ハラハラって感じでどっちもねばってて、ね!」

真佑「はい!最後に小野寺さんが決めてました!」

黒後「やっぱ鍛えるべきはレシーブか〜」




…ナニソレミタカッタ。

そんなに競ったラリーなら決められて嬉しかっただろうなー太志。

録画してあるからいいけどさっ!

キャッキャウフフしながら楽しそうな3人の目の前に唐揚げを置く。

そしたら「手伝います!」って真佑ちゃんがご飯や味噌汁を運んでくれた。

「ありがとう」と微笑む愛ちゃんと、「さすが!若い!」と意味のわからんことを言ってる遥。

…追い出すぞ。




宮下「あ、2セット目始まる」

「おお、きたきた」

黒後「食べてもいいですか?」

「うん、どーぞ」




「いただきまーす!」と大きな声で愛ちゃんと真佑ちゃんが言う。

遥は小さく「いただきます」って。

元気ないな!

2セット目を食い入るように見る私と、夢中でご飯に食らいつく3人。

…なにこの温度差。




黒後「…Aさんの唐揚げマジ美味しい」

真佑「ほんとに、ずっと食べてられます」

宮下「あたりまえでしょ。Aの唐揚げだもん」

「なんであんたが言うのよ」

宮下「Aが全日本に来てからはほぼ毎日のように食べてたからね」

黒後「そんなに食べてるんですか?」

宮下「まーねー」

「こいつ、最初は「作って?」って感じだったけど今では「なんで作らないの?」って言うからね」

宮下「てへ」

真佑「うわ、お兄ちゃんみたい」




そのときちょうど、石川くんのバックアタックが決まり、画面にガッツポーズした彼が映った。

うん。上出来。




「へー、石川くんも同じこと言うんだ」

真佑「ひどいですよ。あ、Aさんお兄ちゃんにハンバーグ作ったことありませんか?」

「あー、あるある」

真佑「あれも、しばらくうるさかったですね」

「マジ?」

真佑「はい。Aさんのハンバーグめっちゃ美味いんだぞ!いいだろ!って」

「でも真佑ちゃんに作ってあげたことあるよね?」

真佑「あります。だから食べたことあるしって言ったら拗ねてました」

「へえ、かわいいとこあるんだね」




その話を聞いてた愛ちゃんと遥が、「ハンバーグも食べたいなー」って言い出した。

…今度ね今度。いまは無理よ。

その話から、みんながハンバーグを食べに来たことを思い出した。

あんなにかわいいみんなが、いまは画面に映ってキラキラ輝いている。

…なんか、こう…、、

母性が疼く。(?)




お兄ちゃん→←唐揚げ



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なほ - 次は山内さんの待ってます☺️ (10月10日 22時) (レス) @page37 id: 2f4a7dab68 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 好きすぎて何度も読ませてもらっています(笑)マジで、え、花さん神?って思いました(笑) (2021年9月24日 0時) (レス) @page36 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - めちゃくちゃキュンキュンしました。大好きです(笑) (2021年5月6日 3時) (レス) id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - inu1elenaakさん» はい!お楽しみに〜!!! (2019年12月18日 20時) (レス) id: a7ed6a47fc (このIDを非表示/違反報告)
inu1elenaak(プロフ) - スピンオフも楽しみにしております。 (2019年12月17日 19時) (レス) id: 9a39b8e204 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年11月13日 21時

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