結婚 ページ14
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side 関田
本当は、W杯が終わって、俺も彼女もひと段落したら伝えようと思った。
だけど、目が覚めた時に見た彼女の顔は、なんとも言いがたい顔をしていた。
申し訳なさそうな、気まずそうな。
それを見て俺も気まずくなる。
やっぱ、まずかったよな…？
周りのイジリをかわしていく彼女に、ああ、相手にされてないなって思い、
もういっそのこと、めちゃくちゃ意識させてやろうと思った。
藤井｢いや〜まさかあの場で告白するとはねぇ｣
柳田｢意外だった｣
関田｢…意識しててほしいんで｣
柳田｢まあ、相手にもされなかったら太志に取られるかも知れないし？｣
関田｢…それもある｣
Aの着替えを待ってる間、話していた。
そこに、西田が連れてきた祐希と太志が、眠そうな目をこすってやってくる。
太志はやっぱり、祐希のいびきがうるさくて寝れなかったらしい。
…ご愁傷さま。
石川｢ここでなにしてんすか｣
山内｢んー…、プリンセス待ってる｣
石川｢プリンセス？｣
山内｢うん、プリンセス。な？｣
�盒�｢はい｣
石川｢誰だよ｣
そのとき、部屋の扉が開いてAが出てきた。
…最悪って顔をしながら。
やばいな、俺のパーカーちょっとデカいし。
ダメだ、好きって自覚してからというもの、Aが何をしててもかわいいって思ってしまう。
石川｢…ちょっと状況説明して｣
小野寺｢…は？｣
柳田｢昨日俺が呼んだ。顔面ブロックした関田へのプレゼント｣
｢…はは｣
石川｢昨日、ってことは…｣
そう言って俺らを指さす祐希。
それを必死に否定するA。
…かわいいな。(末期)
石川｢おまっ、俺と結婚するんじゃなかったのかよ！｣
｢はぁ？いつそんなこと言った？私言った覚えないけど！｣
石川｢ちょっと前に、真佑は私の妹♡って言ってただろ！｣
｢そんな気持ち悪い言い方してないから！｣
石川｢浮気者！｣
｢被害妄想だろ！！｣
ゼェゼェ言いながら言い合う2人をみて大爆笑してる柳田さん。
…この人、他人の不幸は蜜の味的なことろあるからな。
根は優しいんだけどね。
好きな子はいじめるような、The 反動形態って感じ。
その一方で、Aを見つめて動かない太志。
…ああ、そっか。
俺のパーカー着てるんだったな。
一瞬だけ俺と目が合った太志は、バツの悪そうな顔をして逸らした。
…悪いけど、渡せないからな。
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なほ - 次は山内さんの待ってます☺️ (10月10日 22時) (
レス) @page37 id: 2f4a7dab68 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 好きすぎて何度も読ませてもらっています(笑)マジで、え、花さん神？って思いました(笑) (2021年9月24日 0時) (レス) @page36 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - めちゃくちゃキュンキュンしました。大好きです（笑） (2021年5月6日 3時) (レス) id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - inu1elenaakさん» はい！お楽しみに〜！！！ (2019年12月18日 20時) (レス) id: a7ed6a47fc (このIDを非表示/違反報告)
inu1elenaak(プロフ) - スピンオフも楽しみにしております。 (2019年12月17日 19時) (レス) id: 9a39b8e204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花
| 作成日時：2019年11月13日 21時
