パーカー ページ13
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ヒューヒュー言ってる有志。
みんながニヤニヤするなかで、なんで、そんなこと言えるのよ。
関田さんは、私の手を握ったまま離さないし、じっと見つめてくる。
…だめ、本当にだめ。
今は、お願いだから勘弁して…！
柳田｢…それがお前の本当の気持ちなんだな？｣
関田｢うん。もうなんか、隠すの疲れた。取られたくないし｣
｢…誰か助けて｣
関田｢そんな顔されると、俺期待しちゃうけど大丈夫？｣
｢うっ…｣
どうか期待しないでください。
私はあなたに憧れてるだけなんです！！
私がなにも言えないでいると、藤井さんがご飯に行こうと誘ってきた。
�盒�｢そういや忘れてたな｣
山内｢早く行こうぜ腹減った｣
柳田｢ああ。Aも来い｣
｢…私ジャージしか持ってないんですけど｣
柳田｢あ、そっか。…関田なんか持ってねーの？｣
関田｢あー…、パーカーならある｣
柳田｢下はジャージでいいだろ。そのパーカー着て来いよ｣
｢いやっ、さすがにそれは｣
申し訳ない、と言おうとしたら、｢はい｣っと言ってパーカーを渡してくる関田さん。
いや、申し訳なさすぎるよ。
それでもその部屋にいたみんなは｢はやく〜｣ってニヤニヤしながら言ってる。
…有志なんてもう出て行きそうな勢いだ。
｢…私すっぴんです｣
関田｢大丈夫。かわいい｣
｢…髪もボサボサだし｣
関田｢そんなにハネてねぇぞ｣
｢…私の方が背が高いから関田さんの入らないかも｣
関田｢メンズだぞ？入るに決まってんだろ。それに安心しろ、いつか抜いてやる｣
｢…｣
関田｢なんなら俺が着せてやろうか？｣
｢けっこうです！！｣
怒ると、はいはいと言って部屋を出ていく関田さん。
いつの間にかみんなもいなくて、私1人だ。
…ああ、これ絶対行かなきゃいけないパターン。
はぁ、っとひとつため息をついて、パーカーに袖を通す。
ちょっと大きいかもしれない。
あ、そっか。関田さんは筋肉の分もあるから大きめなのか。
…いい匂いする。
なに考えてんの私！！変態じゃん！！
ブルブルと頭を振って、部屋の外へ向かう。
そこには石川くんと太志がいた。
…トテツモナクヤバイ。
石川｢…ちょっと状況説明して｣
小野寺｢…は？｣
柳田｢昨日俺が呼んだ。顔面ブロックした関田へのプレゼント｣
｢…はは｣
石川｢昨日、ってことは…｣
そう言った石川くんが私と関田さんを交互に指さして、反対の手を自分の口元に持っていった。
…ちがぁあああう！！
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なほ - 次は山内さんの待ってます☺️ (10月10日 22時) (
レス) @page37 id: 2f4a7dab68 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 好きすぎて何度も読ませてもらっています(笑)マジで、え、花さん神？って思いました(笑) (2021年9月24日 0時) (レス) @page36 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - めちゃくちゃキュンキュンしました。大好きです（笑） (2021年5月6日 3時) (レス) id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - inu1elenaakさん» はい！お楽しみに〜！！！ (2019年12月18日 20時) (レス) id: a7ed6a47fc (このIDを非表示/違反報告)
inu1elenaak(プロフ) - スピンオフも楽しみにしております。 (2019年12月17日 19時) (レス) id: 9a39b8e204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花
| 作成日時：2019年11月13日 21時
