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いきなりのことに目をぱちくりさせる私に
？「ごめん、急に話しかけて。びっくりしたよね？
俺その本読んだことがあって、結構難しめだか
ら苦手な子にはきついかもって思って。
君みたいな女の子にはこの辺の本棚の本が
読みやすいはず。ちょっとこっち来てみて。」
言われるがまま席を立ち足を進める
同じく立ち上がった先輩はその背後の本棚から1冊の本を手に取りこっちに差し出す
？「これとかどうかな。
朝焼けの花っていう作品なんだけど、
すごくいいお話でオススメだよ。
ここの本は全部無断で借りて大丈夫だから。
読んでみて気に入ったら借りていきなよ。」
「凄いですね。無断でいいなんて。」
？「俺が先生に掛け合ったんだ。
ここの図書室には良い本が沢山あるのに、
めんどくさい手続きをしないと借りられない
なんて皆がもっと本離れしちゃいます！って。」
まあ借りパクとか出来ちゃうから制度としては微妙なんだけどねって頭を掻きながら笑う先輩
「先輩は本がお好きなんですね。」
？「そうだね。好きだよ。新しい知識を得ること
ってすごく贅沢だと思わない？」
「んん、私は勉強が苦手だから...。」
？「考え方を変えれば、勉強だってきっと好きに
なれるよ。
そういえば君、名前なんていうの？」
「Aです。すみません名乗らずに。」
？「大丈夫だよお互い様だから。
Aちゃんね。よろしく。
俺は阿部亮平。3年だよ。Aちゃんは2年？」
「はい！そうです！あそこで寝てるやつも2年で、
目黒蓮っていいます。」
阿「目黒くん、綺麗な顔だね。背も高くて。」
え？まさかそっち系？阿部先輩目黒に惚れた？
阿「Aちゃんちょっと変なこと想像してない？
別に目黒くんに惚れたわけじゃないから。」
「ごめんなさい勘違いでした。」
阿「素直に謝れたことは褒めてあげる。」
阿部先輩の手が私の頭を撫でる
...また胸が変な感じだけど
あったかくて落ち着くなぁ
阿「あれ？Aちゃん眠い？
瞼が重そうだよ？」
「んー、ちょっとだけ。」
阿「ここ座んなよ。冷房直接当たんない方がいい
でしょ。
目黒くんのとこは当たるからあんまりオススメ
しない。目黒くんは可哀想だけど。」
先輩が座ってた隣に座る
「目黒暑がりだから、平気です。」
それだけ言って私は意識を飛ばした
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阿部翔華 - まって！32の最後の蓮可愛すぎ！可愛すぎの罪で保護！亮平とちゃんと進歩あるといいな。 (2020年6月13日 23時) (
レス) id: 865e89e5c1 (このIDを非表示/違反報告)
恋物語 - ちょっと泣いちゃった（笑）切なくていいですね。でも…思うに阿部きゅんと夢主ちゃんって…あってますか？続き楽しみにしてます (2020年5月20日 14時) (レス) id: c4bbeda0c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春 | 作成日時：2020年4月1日 22時
