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#ウィルソンとせいや《もも》 ページ3
「付き合ってください」
「いいよ」
俺はそう言って君に微笑む。
＊
君の脳に障害があると知ったのは、ウィルソンと初めて話した夏の日だったと思う。
「僕、寝るたびに幸せな記憶だけ消えるんです」
俺の前で口を開いた彼はそう言った。
記憶が消えてしまうのが嫌で極力人と関わらずに生きてきたんですけど、と彼は続けた。
「せいやさんを見ると、胸が苦しくなって、もし記憶が消えても、一緒にいたいと思ったんです。
僕と付き合ってくれませんか？」
「いいよ」
＊
「せいやさん、俺と付き合ってください」
俺はまた今日も、君に同じ返事をするんだ。
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もも(プロフ) - かなとさん» どちらが著作権を侵害してしまっているのでしょうか (2019年4月30日 13時) (
レス) id: 7895253822 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年4月30日 13時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろ x他1人 | 作成日時：2019年4月30日 12時
