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#進○ゼミ ページ2

ガラガラガラ

教室の後ろのドアを開けた

「けんとおはよっ」

後ろから誰かが元気に飛びついてきた

「おぉ、おはよ」

俺の名前はけんと

夢咲高校に通う高校二年生

こいつは俺の友達のゆう

小さい頃からの幼馴染みで

俺の想い人でもある。

でも俺もあいつも男同士

こんな恋実るわけないと思ってた…

「ゆう、今日の放課後うち来る?」

「え、いいの!お菓子とか買ってくるね!」

そう言って目をキラキラさせるゆうは
まるで子犬のようだった

このあと起こる展開も知らずに…

「じゃあ、待ってるから……」

そのあとの授業は全然頭に入らなかった

「おじゃましまーす!」

ポッキー持ってきたよ、と無邪気に笑うゆうを自室に連れてく。

「あれ、今日おばさんは?」

「今日は仕事。ダレモいないから」
 
「え、あ、そーなんだ?」

へー…と言いながら
動揺の目を隠しきれてないゆうを見た

いつもなら今頃ベットにダイブしているゆうが
今日は借りてきた猫のように静かだ

「あ、あのさぁ、ポッキー食わね」

気まずい雰囲気に話題を出すのも一苦労だった

「食べる食べる!ありがと〜」

もう気持ちが抑えられなかった

気づいたときには唇と唇が触れあっていた

「けんと…?」

ゆうが驚いたように目を見開く。

困ったような表情をするけど、
頬が言い訳できない程赤くなってる。

薄い肩を押さえて耳元で囁いた。

「ゆう、耳真っ赤だね」

「うっさい、ばか!!けんとだって…




 


 


な、なに、俺のこと好きなの」

ゆうはもう思考がぐちゃぐちゃだった

なにも考えることのできない頭が出した言葉は
突拍子がないにも程がある

ゆうは自分のいった言葉の意味に今さら気づいたのか

赤かった顔を更に真っ赤に染めた

「けんと、なんか言ってよ……」

「好きだよ、昔からずっと。お前は?俺のこと好きじゃねーの?」

ゆうは短くキスをして、

「好きだよばか」

と恥ずかしそうに呟いた

#ウィルソンとせいや《もも》→←#酔った男に嫉妬した



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もも(プロフ) - かなとさん» どちらが著作権を侵害してしまっているのでしょうか (2019年4月30日 13時) (レス) id: 7895253822 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年4月30日 13時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しろ x他1人 | 作成日時:2019年4月30日 12時

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