青春 (ページ9)

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ファンクラブページ9

光side

俺は昼ご飯を食べた後に雄也を屋上に呼び出した。

「雄也知ってる？」

高「何を？」

「薮と伊野ちゃんにファンがいる事」

高「知ってる。凄い人気だよね」

「後、雄也にもいるよ」

高「俺？」

「うん。バスケ部のエースで雄也がバスケのシ
ュートを見るために体育館から覗いているら
しいよ」

高「あぁ確かに何人か見た事ある」

「取られないかなぁ」

高「俺も心配、何人かに告白されてるもんね」

「俺も見ちゃった。薮が告白されてる所」

高「俺も2人だけだけど告白された事ある。
すぐに断ったけど」

「ファンクラブ無くならないかな」

そんな事話してると伊野ちゃんと薮の声がした。

俺は雄也を引っ張って見えない所に隠れた。

高「何してるの？」

「思わず隠れちゃった」

伊「高木と光いないね」

薮「どこ行ったんだろ」

伊「図書室じゃない？」

薮「そうかも」

2人の声が聞こえなくなってから高木の手を離す。

「ごめん、つい」

高「大丈夫だよ」

「教室戻ろう」

高「国語めんどくさい」

「すぐに眠くなるよね」

教室に戻るとすぐに薮と伊野ちゃんに事情聴取された。