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体育祭 当日 ページ23
伊野尾side
ついにこの日が来てしまった……
高「伊野尾くん歩くの遅い！」
「やっぱ帰る」
高「俺との約束覚えてる？」
「覚えています。海に行きましょう」
高「じゃあ、早く歩いて」
「ハイハイ」
中学校の頃は、行かなくて良かったのにな。
高「伊野尾くん顔が死んでるよ？」
「体育祭ってめんどくさいなぁって思って。
勉強してた方がまし 」
高「伊野尾くん嫌い」
「何でよ、高木は勉強好き？」
高「嫌いだよ。体育祭の方がいい」
「高木嫌い」
高「伊野尾くん最低」
「高木、そんな早く歩かないで」
高「俺、今日薮くんと光くんといるから」
あーあ、高木拗ねちゃった。
可愛いけど、俺が見てない時にすぐいろんな人の所に行っちゃうからなぁ。
「高木待って」
何とか高木を説得させた。
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作者名：千 | 作成日時：2021年6月25日 17時
