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#4 ページ6

帰国途中の船の中でもあの光景が頭から離れへんかった。

帰国後すぐ王室へ戻って考えた。


赤「なんでトモヒロとリュウセイが…トモヒロは俺の婚約者やのに…」


そもそもトモヒロはリュウセイに会った事ないって言うとった…

それは嘘やったんか…

そんな馬鹿な…トモヒロは俺に嘘つかへん。


赤「じゃあなんで…」


考えた所で答えなど出るはずがない。


赤「考えても時間の無駄や…」


……リュウセイをこの世から消してやる…

そうすればトモヒロはまた俺だけの人になってくれる。


桃「ダイキ様、御夕食の準備を始めますが、本日はいかがなさいましょう?」

赤「焼け…」

桃「ん?」

赤「青の国を焼き払え」

桃「は!?」


トモヒロを取り戻すためには、リュウセイだけでなく青の国ごと消してしまえばいい。

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作品ジャンル:ファンタジー
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作者名:イロ | 作成日時:2020年10月27日 22時

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